境 内 案 内
本堂
一塔両尊である中央のお題目の塔を中心に、向かって右に多宝如来、左にお釈迦様、横には四菩薩が祀られています。正面には、日蓮聖人が祀られています。
本堂自体は、江戸時代中期に建てられ、中は霊山浄土の世界を表しています。
祖師堂
祖師である日蓮聖人が祀られています。建物は江戸時代初期の造立とされますが、専門家によるとそれ以前に建てられたという見解もあります。日蓮聖人像は年に一回御会式で御開帳し、古くから厄除けの祖師として信仰を集めています。
三十番神堂
令和3年4月28日に落慶法要をしたばかりのお堂です。中には、1か月30日の間、毎日当番で国家と人々を守る30の善神が祀られています。他に、安産子育ての鬼子母神様、法華経の守護神である十羅刹女、七面天女、八幡大菩薩、右大臣、左大臣が祀られています。小学校の近くの上にあり、いつも子供たちを見守っています。
稲荷堂
古くから、人々に信仰され、商売繁昌、病気平癒、地域の流行り病から人々を守る瘡守稲荷大明神が祀られています。また、探し物にもご利益があり、信仰されています。
八坂神社
地域の守護神として祀られ、疫病の守護神としても信仰されています。
泉養院
境内とは少し離れた裏手にあり、本堂と同じく一塔両尊で、日蓮聖人が祀られています。ここは昔の修行僧が寝泊まりしていたところであり、日蓮宗初代管長の新居日薩上人も当山で出家し、ここで寝泊まりしていたといいます。また、朝鮮の皇族もここに一時滞在したといいます。
松山城上田家の墓
東松山市に松山城跡がありますが、そこの城主であった上田家の墓です。県内でも珍しい宝塔形をした墓石は、中央が上田朝直、右手が蓮好、左手が長則の墓です。埼玉県の指定文化財となっています。
観世音菩薩像
平成五年に建立され、多くの人の苦しみを救う観音様として信仰されています。
日本唯一の板石塔婆
七基連立板石塔婆といい、表面に七本の卒塔婆の形を浮き彫りにし、初七日から七七日までの願文が記されています。これは当山十三世の日栄上人のために建立され供養されたものです。七基連立板石塔婆としては他に例がなく、日本唯一の板石塔婆です。
祖師堂裏の歴代住職の墓地のところにございます。
境内林の二股杉
境内には樹齢約500年の杉が計43本植えられています。その中でも二股杉は珍しいものであり、パワースポットとして樹木のファンの方にも人気があります。
合同墓(永代供養墓「妙安廟」)
令和3年3月21日に完成し、開眼した供養墓です。ご希望の方はお気軽に当山までご連絡ください。